@posauneさんのINVとESとTのポストを読んで、京アジャのレフトウイング(どっちがどっち担当だったっけ?)として勝手思ったことを書いてみる。
実際のプロダクトオーナー(PO)にINVESTとはですねーといっても必ずしも技術畑でもなければ、暇でもない(POが暇だって?!)POになかなか意識して書くことを要求するのは酷だったりする。
(書き方を気にするあまり、追加するのをためらわれたら本末転倒)
けれど、POはプロダクトへのアイデアはあふれんばかりに持っている(はずだ!)から、アイデアを思いついた時にプロダクトバックログですぐにでも関係者に共有したい。
こんなときどうすんの?
プロダクトバックログにはゾーン(Zone)という考え方がある。
気にしないゾーン
プロダクトオーナーは、アイデアレベルのプロダクトバックログアイテムを、まずは気にしないゾーンに入れておく(INVESTですらないかも)。
荒目ゾーン
次のスプリントではないけど、近々行いたいプロダクトバックログアイテムを荒目ゾーンに移動する。
この荒目ゾーンで、INVが満たされているものがきていれば、POとTeamや関係者とのコミュニケーションが進んで、中期的にどんなことをやろうとしているのかが共有出来て、コミュニケーションがはかどる。
詳細ゾーン
詳細ゾーンは、市場の状況が変わらなければ次のスプリントで着手するプロダクトバックログアイテムが入っているはずなので、可能ならINVESTであることが望ましい。なぜかというと、スプリントプランニングにコストをかけ過ぎたくないので。
当然、アクセプタンス・クライテリアを詳細に書かないとTestableにはならないし、スプリントプランニングでコミュニケーションコストをかけ過ぎてしまう。
とうことで、POに優しいプロダクトバックログを作るためにはINVESTに合わせてZoneも意識してみてはいかがでしょうか?