日別アーカイブ: 2018年12月5日

社外スクラムマスターとしてRSGTについての思いを書きたい(かも)

おはようございます。これは、Regional Scrum Gathering Tokyo Advent Calendar 2018 の5日目の記事です。

昨日は、Ken Takayanagiさんの「RSGT2019にチームでの対話についての場が見えてきた話」でした。
チーム内で上手に衝突するって難しいですよね。高柳さんはファシリテーションのプロなのでチームの衝突に困っている方は是非RSGTでワークショップに参加してみる、もしくは、他のイベントで高柳さんを捕まえてみてください。

それでは、「社外スクラムマスターとしてRSGTについての思い」をつらつらと書きたいと思います。

どうして最初RSGTに参加しようと考えたか

実は、初参加は2017年でした(めっちゃ最近やん)。
スクラムは、2009年にCSMを取得してから、試行錯誤の末、どうにか実践できるようになっていました。

スクラム開発当初の試行錯誤はこちらで発表させていただきました。(あっ会社変わってるw)

それまでは自分のやっていることは、スクラムをそのまま実践しているだけなので、スクラム系のイベントで発表できることなんて何もないなぁと感じていました。
それに、関西からまる3日間(当時は2日間)も仕事も家族も完全フリーにして参加するのは結構自分にはハードルが高く正直考えていなかったです。
(ちょうど2人の子供もかわいい&手がかかる時期だったりもして)

それがたまたま非ソフトウェア会社でスクラムを実践したので、お店の宣伝がてら発表して何か提供できるかもと思い初参加&初登壇しました。

自分の発表がどうだったかは自分ではよくわからないですが、発表後に何人かの方に自分も非ソフトウェア業界にいるのでやってみたいとフィードバックをいただけたのは嬉しかったです。

社外スクラムマスターとしてRSGTをどう捉えているのか

参加前まで、海外のアジャイル系のイベントだとアジャイルコーチの集客的な要素が強くなっていると聞いていたためてっきりRSGTもそうなのだと勝手思っていました(食わず嫌いすぎた)。

でも、実際に参加してみて感じたことは

  • 日本のスクラムの浸透具合がある程度わかる
     事例セッションを聞いているとスケーリングの話が出てきている一方、非ソフトウェアやハードウェア系でのスクラム実践事例が少ないように感じているので実際に業界によってまだまだ偏りがありそう。

  • 年初にRSGTが開催されることもあって、日本でその年のトレンドになる考え方やプラクティスが発表されることもあります
     社外のスクラムマスターは、同時並行して複数チームを持っているため、短期間で複数チームの知見が貯まりやすいです。
    (契約の範囲内で)複数チームでの複数の経験(それもその年に発表されたような新鮮なやつ)を一気に日本のスクラム現場に広める事ができる

  • 通訳があるとはいえ、英語セッションに参加する経験が得られるので、海外イベント参加への敷居を下げてくれる
     今年はAgile Vietnam Conference 2018に参加したのですが、RSGTで全て英語セッションに参加しているのとあまり違和感ありませんでした。
     Kiroさんの英語セッションも日本での英語セッションと変わりなくて、一瞬日本にいるのかと錯覚したくらい。あっでも笑いはあっちのほうが断然多くおこっていた!

  • 1年を通じて心地よいプレッシャーを感じ続けられる
     RSGTでしか会えない人たちもかなり多いため、1年間何してたの?とならないためにも、プロポーザルを出せるように(採択されるかどうかは問題じゃない!)、1年間心のどこかにRSGTの心地よいプレッシャーを感じつつ複数の現場に立つことができる。

社外スクラムマスターとしてとか書いていますが、完全に個人の主観です(でした)。
ただ、スクラム研修以外で、3日間完全に社会から隔離され、スクラムのことしか耳に入らない、話さない、考えないができるイベントもなかなかないので、どっぷり浸かってみたい方は是非参加してみてください。

おわりに

明日は、yasudatadahiroさんの「スポンサー視点からRSGTの素晴らしさを伝えてみます」です!
コミュニティの主催はしているのですが、スポンサー様に協賛していただけるほどのイベントを企画したことはないので、今後のためにも是非知りたいです!

おわりのおわりに

番宣です。
社外スクラムマスターから社内スクラムマスターになってでも、長く関わっていきたいと感じた組織のプロダクトの過去・現在・未来を発表させていただきます。
ご興味ある方は是非ご参加下さい。
チームワークの会社で最高のプロダクトを目指すチームができるまで -強くてスケールするチームの作り方-