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改善出来ないチームで継続的に改善に取り組むには

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緊急度高なタスクばかりをやっているチーム。
日々の残業やときには休日出勤も行われている。
トップダウンで改善策をするように指示され続けているが、どれもできていない。

仕事が終わらなくて残業しているのに、トップダウンで支持された改善策をする時間なんて無い。
というのが、チームの本音じゃないだろうか。

こういった状況でどうやったら改善できるかという話になったとき、チームの人たちに「改善に取り組んだら少しでも良くなるんだという」小さな成功体験とまではいかなくても感覚を持ってもらえるようにしたいなぁと。

時間がない人たちだからこそ、本気で改善したい問題・課題を自分たちで選んで、実現できそうな改善策を自分たちで実行することがとても大事なのではないか。ということで、

  • チーム全員で、発生している問題や課題だと考えていることを5分程度で付箋に書き出す。
  • それぞれ書き出したものを説明する。その際、先の発表した人と同じ問題だと思ったら自分で近くに集める
  • 付箋には問題の本質ではなく感情や状態が記載されていることが多いので、問題の本質に行き当たるまで、「なぜそれが問題か?」をチームで深掘りする。
  • 各人2票ずつで改善したいと考えていることに投票する。
  • 投票数の多いものに対して、1週間以内に自分たちで実行できそうな改善策を考える。
  • 改善策は、全てタスクになっていて、改善策が実施されたかどうかが、どうやったらわかるかも一緒に合意しておく
  • 次週、前回の改善策で改善したかの確認を行う。
  • 引き続き同じサイクルで改善活動を実施し続ける

せっかく自分たちで出した改善案に、リーダーやマネージャーが異論を唱えてしまうと、改善しようという空気になっていても、いっきに場の空気が元に戻ってしまう。
取り組む問題や課題よりも、改善活動で実際に改善されたというチームの実感が湧くことがまずは、とても重要なんじゃないかな。

どうせ残業するなら改善活動をするためにしたい。