Macを使いたいのだけど、業務で全員MacをそろえてはもらえないのでWindowsでRuby on Rails環境を構築したときの手順。
手順
- 複数のRubyのバージョンをインストールする ←今回はここ
- Netbeansをインストール
- デバッグ環境を構築
- Oracle接続用の設定を行う
手順1:複数のRubyのバージョンをインストールする
【Ruby193をインストール】
取りあえず現状の最新(Ruby 1.9.3-p125)をダウンロードしてインストール
http://rubyinstaller.org/downloads/
コマンドプロンプトで
ruby -v
と入力して
ruby 1.9.3p0 (2011-10-30) [i386-mingw32]
と返ればインストール成功
【pikのインストール】
Windowsではrvmが使えないので、pikをインストール
(Cygwinを使うとかは別で)
pikのインストールは下記を参考にしました。
http://forza.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/rubyrvmpik-d7e9.html
インストール後は、環境変数にpikをインストールしたパスを通しておくと便利。
【Ruby187のインストール】
さっきと異なるバージョンのRuby 1.8.7-p358を下記からDLしてインストール。
http://rubyinstaller.org/downloads/
【pikに複数バージョンを登録】
インストールした2つのバージョンのRubyのディレクトリが下記の場合
・c:/Ruby193
・c:/Ruby187
コマンドプロンプトにて下記を実行してRubyをpikに追加する
pik add c:/Ruby193
pik add c:/Ruby187
あとは、
pik sw 187
でRuby187へ切り替え
pik sw 193
でRuby193へ切り替えできる。
次回は、NetBeansインストールとデバッグ環境構築。
C:\>pik add c:\Ruby193
‘pik’ は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
gem list でみると登録されています。
ruby初心者です。
コメントありがとうございます(返信遅れてすみません、、、)
Windowsの場合、環境変数にpikのパスを通しておく必要があります。
例えば、
PIK_HOME=C:¥pik
などとしてpikのインストール場所を環境変数に追加します、
PATH=%PATH%;%PIK_HOME%;
追加した環境変数をPATHに追加するとpikコマンドが認識されるようになります。
パスの通し方は、この辺りが参考になるかと思います。