カテゴリー別アーカイブ: スクラム

Agile開発プロセスのスクラムについて、気付いたこと、わかったこと、わからないことなどを記載

社内Scrum Master

社内でScrumを使用して開発します。といっても実際は、なんちゃってになってしまうか、そもそも受け入れらない。

だからといって、何もしないままだと何も始まらない。そもそもCSMを取得したからといって何か変わるわけではないことは重々承知だったわけだから出来ることからやろうということで、以下社内にScrumを取り入れるための策

・ProjectLeaderという役を引き受けているけれど、気持ちはScrumMater

・ProjectLeaderとしてではなく、ScrumMasterとしてお客様(Product Owner)との窓口業務をこなす

・ProjectLeaderとしてではなく、ScrumMasterとしてTeamをお客様の実現不可能な要求から守る

・ProjectLeaderとしてではなく、ScrumMasterとしてTeamを社内の雑音(鶏)から守る

・ProjectLeaderとしてではなく、ScrumMasterとしてTeamとお客様をProject成功のためにファシリテートする

…..ProjectLeaderをScrumMasterに置き換えただけだけれどもここから初めて見えてくることがあるはず。

すくすくスクラム瀬戸内

先々週末、岡山で開催されたスクラム勉強会「すくすくスクラム瀬戸内」に参加しました。

第一回となる今回は、「ソフトウェア開発の3つの嘘」と題して開発現場における暗黙値とされがちな3つの嘘に焦点をあてて行われました。

全体の流れとしては、スクラムの手法を前面に出すのではなく、参加者同士がWorkshopを通して暗黙値があるよねっという気付きを共有しあうことが狙いの勉強会です。

詳細な内容については、ustやスライドがあるのでそちらを見て頂ければわかるかと思います。
【SlideShare】
・すくすく瀬戸内_要件定義の嘘_20100205
・すくすく瀬戸内_スケジュールの嘘_20100205

参加したきっかけは、年末に講習したCSMで知り合った方が主催者のメンバーで関西でもスクラム勉強会を盛り上げようということで誘っていただき参加しました。

主催側で参加するのは、初めてだったため今までの勉強会とは違った角度で学ぶことがありました。

中でも勉強会開催までの裏方のやりとりが、東京メンバーと関西メンバーで当日まで会わずにMLに意見や資料をあげ、皆が自然とその内容を吟味し決定していくという方法で進めていきました。主催側もAgileな(迅速という意味で)方法で勉強会を運営していったという感じです。

また当日の進行も、詳細な時間割を決めて行うわけではなく、参加者にお伝えしたいことだけはしっかりお伝えし、あとは当日参加した方たちの流れ(議論が盛り上がっている内容など)にあわせて進行していくというスタイルでした。

あくまで、参加者が「やらされている」わけではなく、「自ら参加している」という能動的な思いを持って頂くためです。実際のプロジェクトでも、WaterFallとAgileの違いはそこにあると実感しています。

第2回も開催予定ですので、ぜひ参加してみてください。